第1章 政策法務の基礎理論
1.政策法務度チェック
設問 ?ある事例から
法務マン・政策マン
2.政策法務の基礎理論
1政策現場から
(1) 政策現場から
私の条例づくり
2勝1敗途中退場
条例づくりの難しさ、易しさ ?私の4条例から
レッスンの必要性
2政策法務の定義
政策法務の定義から
法務とは何か
政策とは何か
政策法務の定義
3自治体法務
自治体法務とは
自治体法務と政策法との関係
4法制執務
5政策法務ブームの背景
地方分権の推進 ?条例制定権の広がり
前奏としての要綱行政
法律の限界
6政策法務否定論
法の強要制を強調する立場
強要制にこだわらなくてもよいのではないか
3.政策法務の内容
1自治立法
実践的な意味
条例と規則の選択
政策形式としての条例の優位性
2自治解釈
3争訟法務
4国法変革
4.政策法務の論点-法律の範囲内
1法律の範囲内
判例・実務の積み上げ
上乗せ・横出しをめぐって
法律の範囲内を超える理論的試み
2自治体の法務能力
国の法務能力
自治体の立法・解釈が正当とされる場合
5.政策法務の展望と課題
1多様な政治手法のひとつ
2政策プロセスからみて
3政策の総合性のなかで-法務の位置づけ
4議会との関係を変える
5法治主義からの批判
第2章 政策法務のレッスン
1.レッスンの受け手-自治体職員像
磯崎教授の3分類
私の4分類
第3のタイプへの道筋
2.法務基礎レッスン
1基礎レッスン
ポイント1. 法務に慣れる
ポイント2. メリットを実感する
ポイント3.法律を乗り越える技術
2設問では
現況を調べる
対応の現況を調べる
現行法を調べる
対応表をつくる
撤去までの手続き
隙間を埋める条例
3.戦略性のレッスン
1なぜ戦略性なのか
地方政府としての自治体
国の政策・社会経済システム変革の担い手として
2戦略性のレッスン
ポイント1. 背景・原因を押さえる
直接的な原因と対処
根本的な原因と対処
ポイント2. 政策選択の視点を決める
ポイント3. 橋頭堡をつくる
ポイント4. 相手が乗れる法的構成を考える
ポイント5. 他自治体への波及を戦略する
ポイント6. 都市間で連携する
ポイント7. 国と連携する
対峙から協働へ
全国化のメカニズム
ポイント8. 見直しを行う
ポイント9. 首町のリーダーシップ
ポイント10.次の時代を展望する
4.市民化のレッスン
1必要性
政策法務の権力性
市民が参加しないと法務がつくれなくなった
自治体の強みは何なのか
2市民化のヒント
公共共坦論から
NPO法の制定から学ぶこと
3市民化のレッスン
ポイント1. 立法技術の開放
ポイント2. 市民意思の統合
ポイント3. 立法過程の開放
ポイント4. 共同行動
ポイント5. 立法実施の開放・参加
ポイント6. 市民・NPOの支援
おわりに