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まちづくりと新しい市民参加

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COPABOOKS まちづくりと新しい市民参加

ドイツのプラヌンクスツェレの手法

著者篠藤 明徳
肩書き別府大学教授
発行日2006年11月21日
定価1100
本体価格1000
サイズA5判
ページ数110
ISBN978-4-87299-431-5

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目次

第1章 「プラーヌンクスツェレ」とは何か
?プラーヌンクスツェレ、ディーネル教授との出会い
?90年代から活性化する市民参加
?プラーヌンクスツェレとは
?プラーヌンクスツェレの実施状況

第2章 ノイス市の中心市街地活性化
?ノイス市中心市街地の概況と課題
?住民投票
?プラーヌンクスツェレの実施
?プラーヌンクスツェレに対する政党の意見
?「市民答申」の実現状況

第3章 レンゲリッヒ市の工場跡地再開発
?第1回プラーヌンクスツェレの課題と実施前の準備
?参加者
?プラーヌンクスツェレのプログラム
?「市民答申」の内容
?「市民答申」を受けて
?2回目のプラーヌンクスツェレ

第4章 プラーヌンクスツェレの実施上のポイントとその意義
?実施上のポイント
?プラーヌンクスツェレの意義
?検討課題

第5章 日本での取り組み
?日本でのプラーヌンクスツェレの紹介
?東京青年会議所の取り組み
?日本プラーヌンクスツェレ研究会の発足

第6章 三鷹市の事例と日本での可能性
?三鷹市の実践
?日本での可能性

内容紹介

ドイツで実施している市民参加の手法が日本でも始まった
”プラーヌンクスツェレ”

「市民答申」はどのように作られるのか
これを読めば市民が信じられる。

全国で広がる市民討議の原点がここにある。

書評

発行日: 2007/1/15
掲載紙: 月刊 地方自治職員研修 第40巻 No.1 通巻552号 [発行:公職研] p.95
内 容:



プラーヌンクスツェレはドイツで生まれた「市民の声を聞く」参加手法である。無作為で選ばれた市民が有償で地域の解決すべき話題について徹底的に討論する。



本書はこの手法を日本で初めて解説した書であり、その理念と、海外・国内の事例から実施のポイントと課題を示す。
近年国内でも「自治分権」「市民協働」の流れの中で注目され、三鷹市などで実施が模索されており、筆者はこの時にも指導的立場で参加している。


詳しい現場の様子から日本ならではの課題も明らかにされている。




掲載日: 2006/12/5
掲載紙: 政府刊行物新聞
内 容:



今日、「市民参加」「市民との協働」がいたるところの自治体で言われている。「民主主義」が市民・住民を主人公としているため、議員、首長は建前としても「市民の声を聞く」と言わざるを得ないことも一つの理由だと考えられる。また、実際のところ、公共的課題が住民の協力無くして出来ないと言う認識が強まったことも大きな理由の一つであるだろう。


ただ、「市民の声を聞く」とは、実際どのようにすれば可能になるのだろうか。これは、簡単なようで実は大変、難しい問題である。

本書は、わが国においてはあまり聞き慣れない、「プラーヌンクスツェレ」という名の新しい市民参加の方法を紹介するものである。


「プラーヌンクスツェレ」はドイツで生まれ、今日、ドイツを超えた国や地域で活用されている市民参加の方法である。
本書では、まず、この「プラーヌンクスツェレ」とは何かを簡単に述べ、それまで実施されてきた事例をテーマ別に分類し、その概要について解説する。




発行日: 2006/12/1
掲載紙: 職員研修誌 地方議会人 12月号(37巻第7号)[発行:中央文化社]p.20
内 容: 新刊紹介

【はじめから】
本書では、日本読者には聞き慣れない「プラーヌンクスツェレ」という名の新しい市民参加の方法を紹介します。これはドイツで生まれ、今日、ドイツを越えた国や地域で活躍されている市民参加の方法です。
本書が、自治体の現場で「市民参加」を求める真摯な声に対して、少しでも寄与し、その結果、プラーヌンクスツェレが日本で実現されることを後押しできたら、私の望外の幸せです。

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