TOP > 第4版 地域防災とまちづくり

第4版 地域防災とまちづくり

第4版 地域防災とまちづくり
在庫有
旧版

旧版 第4版 地域防災とまちづくり

みんなをその気にさせる図上訓練

著者瀧本 浩一
肩書き山口大学 准教授
発行日2016年10月31日
定価1320
本体価格1200
サイズA5判
ページ数152
ISBN978-4-87299-741-5

関連製品

目次

はじめに………………………………………………………………  7


1 地域防災活動をはじめる ……………………………………… 9

最初の難関は“遠ざかる地域住民”  9

危機管理の考えって?  13

使い分けていますか?防災と減災!  16

災害は“幽霊”!そこに潜む“幽霊”を見つけよ!  18

潜む幽霊に対しては“どこが”と“いつ”で考える 21


2 地域防災の考え方、すすめ方 …………………………………24

地域防災の考え方 24

地域防災の具体的なすすめ方 27

教育手法を踏まえた地域防災の啓発とすすめ方  30

渦中に身を置かなくてはわからない  33


3 地域の災害観 ……………………………………………………36

“災い”があるから“防災”をやる!  36

災害の百貨店「日本列島」  37

雨の災害  38

地震は来るのか? 41


4  地域を知る!─災害図上訓練(T─DIG)その1 課題抽出編 ……………47

地域は“舞台”、自主防災組織は“劇団” 47

災害図上訓練T─DIG とは? 50

準備するもの・こと 53

DIG とT─DIG の違い ?T─DIG のステップ? 57

T─DIG 基本編(課題抽出編) 59

災害ハザードマップの利活用 74


5 地域のカルテをつくる!─防災マップづくり 76

フィールド調査(まち歩き) 76

防災マップをつくる 81

ハザードマップは防災マップにあらず  86


6  地域活動を探る!─災害図上訓練(T─DIG)その2 課題検討編 …88

時間でみる地震と風水害・土砂災害との違い  88

T─DIG 課題検討編の概要 89

防災は“想像”し、“考え”て、検証”する  95


7 地域防災活動は持続できるか …………………………………98

やっぱり持続は難しい防災活動?  98

持続可能な活動へ向けて  100

共助をもって自助力アップを! 105


8 「災害・防災」という道具の使用上の注意 ……………… 107

コミュニティを破壊させる防災研修  107

直接地域に入って研修する際の注意点  108


9 行政と防災、そして ………………………………………… 111

自助・共助・公助を正しく使う  111

地域防災を進めるための魔法の壺を探す  112

ソフトウェア防災の役割  113

防災まちづくりとは  115


おわりに…………………………………………………………………  117

資料編……………………………………………………………………  121

著者略歴…………………………………………………………………  145

コパ・ブックス発刊にあたって………………………………………  147

内容紹介

市民参加の新しいカタチ ?市民参加予算の登場

大地震がくらしを襲うと政府が予測

みんなが参加して防災・減災の地域力を強める

災害図上訓練がまちづくりを変える

まちづくりと防災を知り尽くした著者が全国で実践指導!

地方分権に相応しい「新しいまちづくり」を進めるすべての人々に必読の書。

書評

発行日: 2016/2/19
掲載紙: 防災ハンドブック 2016年度保存版 日刊工業新聞社 p.106

内 容:

地域ぐるみの活動で災害に備えるための本。災害図上訓練や防災マップの作成などを組み合わせて、ゼロから地域防災を開始する戦略及び方法を紹介。自主防災組織の活性化に貢献でき、地域活動に取り組む人々に最適。著者は、各自治体や地域での防災公園・防災研修に長年携わっている。



発行日: 2014/7/10
掲載紙: J・RESCUE 第70号 p.125

内 容: 防災力の底上げは地域防災にあり

今後起こりうる最災害に備え、各地域で自主防災組織の結成が進んでいる。しかし、結成はしてみたものの、具体的に何をしたらよいのかわからず中身がない組織、活動が持続できず年に1回消火訓練すらできないという組織が多いという現状がある。

本書では、DIG(災害図上訓練)や将来の街づくりを意識したDIGであるT-DIGの課題抽出・検討方法や、それによって得られた結果を防災マップにアウトプットする手法を具体的に紹介しており、行政や自主防災組織のリーダーが「地域住民がやる気になれる」防災活動や研修会を計画する際に役立つだろう。







掲載誌: ぶっく★まーく(高槻市立男女共同参画センター情報・図書だより) 第20号

内 容:

特集 災害が起きたらどうなるの?

地域防災を進めようとするときに役立つ手法=災害図上訓練DIG(ディグ)やその活動を持続するための工夫を分かりやすく具体的に示してくれる実用書。

DIGとは地震や風水害などの災害時に発生する被害を想定し、その中から地域の特徴や課題を見つけ、必要な対応を明確にする訓練のこと。参加者地震が地図上で把握した内容を「まち歩き」で確かめ、もう一度地図にあわせることで、地域ならではの防災マップが出来上がる。悩める自主防災組織や自治会の方々に特におすすめです。

(ゆ?ゆ)


掲載誌: 広報いちのへ 2011.5 No.586

内 容:

図書館だより

防災は一人ひとりの日頃からの備えと、地域での防災活動がとても重要です。この本では、災害図上訓練や防災マップづくりなど、ゼロから地域防災を始める方法がわかりやすく解説。防災対策に役立つ一冊です。







掲載誌:  議院研修誌 地方議会人 11月号 2008 p.27
内 容:



近年頻発する風水害や今後数十年以内に東海地震・東南海地震・南海地震のような巨大地震とそれに付随して発生する内陸直下の地震の来襲が懸念されています。



本書では、これまで筆者が行なった、のべ100地域での講演、ワークショップを通して得た経験から、これまで単なる戦術的に個々の紹介にとどまっていた地域防災の進め方について、災害図上訓練や防災マップづくり等を組み合わせて、ゼロから地域防災を開始するための方法について述べています。これから自主防災組織をたちあげようという方、自治会・コミュニティのリーダーの方、地域活動をされている方の役に立つ内容となっております。





発行日: 2008/7/5
掲載紙: 政府刊行物新聞 3面
内 容:


自主防災組織や自治会、コミュニティーはどのような手順で防災を始め、進めていけばよいのか。また、それを持続するための工夫とは何か。


筆者の延べ100地域での講演、ワークショップから得た経験に基づき、地域防災の進め方について、災害途上訓練や防災マップづくり等を組み合わせたゼロからの方法について提言する。




発行日: 2008/7/2
掲載誌: 毎日新聞 11面
内 容:

災害は幽霊だ。来るまで想像がつかない。だから想定した災害図上訓練(DIG)が必要になる。そこで防災の専門化が100以上の地域体験を基に、DIGなどによるゼロからの防災まちづくりを指導する。初会合の持ち方から、歩き調査、ハザードマップの作製まで解説。自然災害多発の折、今からでも遅くない!


発行日: 2008/6/1
掲載誌: 月刊 ガバナンス 6月号 通巻110号 p.134
内 容:

先進自治体で導入が進む災害図上訓練。子供から大人まで参加できる訓練の手法や防災マップづくりなどをわかりやすく解説。

製品検索

カテゴリ検索

タイトル検索

著者検索

ISBN検索

発売日から探す

カレンダーを表示する ~ カレンダーを表示する