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増補・改訂版 これからの総合計画

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COPABOOKS 増補・改訂版 これからの総合計画

人口減少時代での考え方・つくり方

著者一條 義治
肩書き三鷹市総務部調整担当部長
発行日2020年1月24日
定価1100
本体価格1000
サイズA5判
ページ数100
ISBN978-4-87299-838-2

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目次

第1部 新たな総合計画策定に向けた政策研究
 第1章 人口構成の変化と市財政の影響
 第2章 住宅開発と企業誘致の税収効果の分析
 第3章 公共施設の老朽化と公的資産マネジメント(PRE)
 第4章 人や企業から「選ばれる自治体」になるため

第2部 新たな総合計画策定の取り組み
 第1章 三鷹市の計画行政と市民参加の変遷
 第2章 新たな総合計画のあり方
 第3章 第4次基本計画の市民参加
 第4章 無作為抽出の市民討議会による市民参加
 第5章 人口減少・低成長の時代の市民参加のあり方
おわりに(第1部・第2部の結びに)

第3部(追補)地方版総合戦略の考え方・取り組み方
 第1章 第1期の総合戦略と人口ビジョンの考察
 第2章 第2期の総合戦略と人口ビジョンの提案
第3部の結びに

内容紹介

地方版総合戦略の考え方・取り組み方を追補
・困難な時代の計画づくりこそ、まちづくりの原動力
・独自に税収の将来設計や人口動態を把握
・多くの市民が必要な情報を得て判断する「市民討議会」の豊かな内容
先進地「三鷹市」の現職部長がわかりやすく解説

書評

掲載日:2013/12/16

掲載誌:『日経グローカル』2013年12月16日号(通巻234号)p.78

内 容:

日本経済新聞社が実施した市区の行政運営の革新度調査で、1998年の第1回から最新の2011の第7回まで5回連続6度の総合首位に立った東京都三鷹市。その三鷹市で基本計画策定に長年携わってきた著者が、一自治体としての総合計画への取り組みを紹介したのが本書だ。

国による同市の今後10年間の推計人口は微増の予測。市独自の推計でも横ばいを見込む中、三鷹市は厳しい財政環境を考慮し、あえて「縮小型」の総合計画づくりに挑んだ。無作為抽出による市民委員の選任では予想以上の数が登録を希望するなど、市民が積極的に総合計画づくりに参画する姿がうかがえる。市民側も従来のようにサービスの拡大を要望するのではなく、行政サービスの廃止・見直しや施設の統廃合といった厳しい選択を迫られている。



急速に進む高齢化社会や公共施設の老朽化などへの対応は、三鷹市だけでなく全国の自治体の大きな政策課題でもある。同市の実例を通じて、他の自治体の総合計画づくりに、課題や論点を提起している。





掲載日:2013/12/01

掲載誌:地方議会人 第44巻第7号 2013 12 (中央文化社) p.34

内 容:

市民や企業に選ばれる自治体づくりとは

税収予測から市民討議会?時代を先駆ける三鷹市の実践

困難な時代の計画づくりこそ、まちづくりの原動力



人口減少時代に向けて、自治体計画づくりは見直しが求められています。もはや歳入増は期待できず、福祉関連費の増大や公共施設の大量更新など計画を巡る環境は大きく変化しています。

第1部では税収の将来推計の見直しや公的資産マネジメントなど計画策定に必要な情報分析を解説。

第2部では総合計画の策定プロセスや市民討議会など時代に先駆け三鷹市の市民参加によるまちづくりの成果と、これからの総合計画のあり方を、著者の経験と豊富なデータによって著しています。

困難な時代だからこそ、確かな政策論争による計画づくりが必要という筆者。地方分権に相応しい「新しいまちづくり」を進めるすべての人々に必読の書と言えます。






掲載日:2013/12/01

掲載誌:ガバナンス No.152 2013 (ぎょうせい) p.132

内 容:

時代を先駆ける三鷹市の実践に学ぶ



人口減少時代を迎えて、総合計画づくりは見直しが求められている。もはや歳入増は期待できず、福祉関係費の増大や公共施設の大量更新など計画をめぐる環境は大きく変化してきた。

第1部では、税収の将来推計の見直しや公的資産マネジメントなど計画策定に必要な情報分析手法を解説。第2部では、総合計画の策定プロセスや市民討議会など、時代を先駆ける東京都三鷹市の市民参加によるまちづくりの市民参加によるまちづくりの成果と、これからの総合計画のあり方を、同市職員の著者が自らの経験と豊富なデータで示した。

困難な時代だからこそ、確かな政策論議による計画づくりが求められている。まちづくりに携わる多くの人に読んでほしい。





掲載日:2013/12/01

掲載誌:月刊 地方自治 職員研修 2013.12 通巻第656号 p.86

内 容:困難な時代の計画づくりを先駆ける三鷹市の実践

人口減少時代の到来により総合計画のあり方の再構築が不可欠という。歳入の伸びが見込めず、歳出でも高齢者福祉費の激増や公共施設の一斉更新への対応など、厳しい状況を見据え、それに対応する計画への転換が必要となる。

本書は、三鷹市で計画担当課長を務めた筆者の経験から、住民税予測などの政策研究の成果や、市民討議会などの計画づくりの実践が豊富なデータとともに述べられている。また困難な時代こそ「未知の課題の対応方針」となる計画が必要と提言されている。

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