【だいじぇすと】村が山岳景観保全へ無電柱化、条例で目標・期間を推進計画に

2018年5月下旬号より
長野県白馬村は無電柱化を村内で推進する条例案を提出した。山岳観光地にふさわしい景観をつくる目的で、本年度中に推進計画を作る。
数年前から無電柱化の要望が村内から出ていて、北アルプスを遮る電柱・電線を整理し、山岳リゾートとしての価値を高めたいと検討が進められてきていた。村では「宿泊税」導入による観光振興に向けた新財源の検討も進んでいる。
無電柱化をめぐっては、長野県が4月から災害対応として、国・県道のうち「緊急輸送路」については全線で電柱の新設を禁止している。